リベラのコンサート

昨夜、リベラ(Libera)のコンサートに
行って参りました。
リベラというのは、ロンドンの少年合唱団の一つで、
ＮＨＫドラマ『氷壁』の主題歌『彼方の光』で
日本に大旋風を起こしました。
更に上映中の映画『誰も守ってくれない』の
主題歌『あなたがいるから』も歌っています。

宗教歌がベースですが、いかにも聖歌隊っていう
感じではないのがいいです。
ハリーポッターの学生達があの雰囲気で
白いローブを被って歌っている感じです(笑)
ミーハーにもわざわざＣＤをその場で買って
サイン会に並んだのですが
彼らは無邪気さを装いませんでした。
作り物の天使ではなく、本物の"少年"でした。
だから、私は彼らの歌に惹かれるんだなと
改めて思いました。

不覚にも泣きました。
ホールいっぱいにハーモニーが響いた瞬間に
涙がじわっと湧いて、そのままこぼれました。
心に風がさっと吹いて、浄化されました。
そして思ったのです。
私はいわゆる神を信じてはいませんが、
もし天国という場所があるのならば、
そこは美しい歌声で満ちていて欲しいと。
つらい思いを抱えたまま死んだ人であっても、
歌声が心を満たし浄化してくれるように、と。

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私が一番好きな彼らの曲は、
『I am the day』(邦訳：生まれくる日)です。
昨夜のコンサートでも歌ってくれました。
意味は賛美歌的な要素を強く孕んでいるのですが、
それよりも音です。
高音が響くと心が洗われます。
宗教や神を信じるかどうかの問題じゃなくて、
美しい、すばらしい、好きと認識できるかどうか、
ただそれだけの理屈です。

もし興味をお持ちでしたら、YouTubeにありましたので、
是非ご覧になってください。

http://www.youtube.com/watch?v=IsT4Q8OeCTg

初めて聞いた時、私は歌詞の意味も確認せず、
誕生前の子供が母親に語りかけているような
勝手なイメージを抱いていました。
一回そう思うと、永遠に継続します…