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創作・歴史系サイト「魔女ノ安息地」の更新状況や、 メッセージへの返信、その他日常の雑記の書き込み場所です。
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できたてほやほや、ではなくなりましたが、
まだまだ話題もホットな「あべのハルカス」へ
東大寺展を見に、晶さんと行って参りました!
http://todaiji2014.jp/index.html

直結駅の天王寺で待ち合わせ。
「美術館開館記念が東大寺展なんて渋いですねえ」
などと言いながら、ハルカス16階美術館へ。
平日の午前中だというのに、意外に人が多かったです。
さすがにご年配の方が多いですけれどね。

さてさて、中身には大興奮でございました!
仏像は教科書に出てくるような取り澄ましたお顔は少なくて、
ガマガエルにしか見えない御方も発見(失礼な)
重要文化財で「木造弥勒仏坐像」別名「試みの仏」との事。
余りに格好が面白くて、真似してしまいました(子供か!)

十二神将は十二体の内、丑・卯・辰の三体が来ていました。
笑えることに、彼らは頭の上にそれぞれミニサイズの
牛、兎、龍を乗せているのですよ! それが超可愛いのです!!
晶さん曰く「モンハンのお供」、夕陽曰く「ディズニーキャラ」。
龍なんて今にも「火ィ吹いちゃうよ☆」と言いそうでした。
十二神将は平安時代の作だそうですが、人間の感性なんて
一千年やそこらじゃ変わらないのですねえ。

5年間修行している間に髪が伸びすぎて、
頭がとんでもなく大きくなった二体の阿弥陀如来様も印象的でした。
螺髪を解いたら、とんでもなく髪が長いんだろうな…

お坊様の像も沢山。
行基は苦難や迫害の傷を纏って、凄まじい形相でした。
江戸時代に東大寺復興に尽くしたという公慶も
端然としつつも苦労をしのばせるお姿です。
それと比較すると、良弁(東大寺の初代別当)は
インテリな普通のお坊様という感じです。
それぞれの人生や人柄が像から偲ばれますね。
よく「四聖」という東大寺創建の立役者を表す言葉が
展示品の説明書きに出て来ました。
「行基は絶対入ってる。聖武天皇が入ってたら笑う!」などと
冗談で言っていたのですが、後でランチ中にググッたら、
四聖に入っていました、聖武天皇…うぬ、何か納得いかんぞよ!?

証文や絵巻も沢山ありました。
紙が貴重な昔のこと。皆さん、書き損じることなく
綺麗な字で書かれますね。我が身を反省します…

最後にビックリだったのが、近鉄所有の「ならめい志よゑづ」。
読めました? 正解は江戸時代の「奈良名所絵図」です。
若草山を端っこに東大寺、春日大社、猿沢の池など観光名所が
事細かに案内されていました。
伊勢参りみたいに、奈良観光が江戸時代に流行っていたんですかね?
版画であんな細かい地図を刷るなんて、昔の方は凄いですなあ。

等々、満喫して参りました。
晶さん、本当にありがとうございました!
是非また近々何処かへ参りましょう♪
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プロフィール
HN:
夕陽
性別:
女性
職業:
人間!
趣味:
小説を書くこと(妄想?)
自己紹介:
ぐーたら生活X年目。歴史好きの小説好き。でも、難しいのは駄目です。
好きな方々(敬称略・順不同):
(作家)柏葉幸子、久能千明、永井路子、柴田よしき、桜庭一樹
(歌手)TWO-MIX、倉木麻衣、中島みゆき、天野月子、The Gospellers
(画家)KAGAYA、ラッセン、ミュシャ
(声優)中原茂、高山みなみ、子安武人
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