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創作・歴史系サイト「魔女ノ安息地」の更新状況や、 メッセージへの返信、その他日常の雑記の書き込み場所です。
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創作部屋>詩>歴史ものに
「この青のもとに‐大海人皇子を想う‐」を
掲載しました。
今朝は雲一つない晴れた青空が広がり、
しかし寒かったからでしょうか、
私の周囲には誰もいませんでした。
高い空と冷たい空気の中で
この詩を思いつきました。

大海人皇子はどんな人だったのか、
彼の命が尽きる時に思い描いていたのは
何だったのか、興味は尽きません。
彼はこの時代の政治家として
野心家であり、成功者であったと思います。
戦に勝ち、多くの豪族の支持を得て大王となり、
内政でも外交でも改革をやり遂げ、
現人神(あらひとがみ)と崇めさせることにも
成功したといえます。

しかし、それが大海人自身の幸せだったのか。
この点については疑問に思います。
彼が若い頃に思い描いた未来とは
大きく異なってしまっていたはずですから。
特に敬愛した兄とはすれ違いのまま別れ、
結果的には兄が遺した新しい都(近江京)を捨て、
その政治体制も壊してしまいました。

本当は兄と協力して、兄のもとで補佐をする。
そして、共に理想の国家を築くのが
大海人の夢だったのだと思います。
だから、兄に謀反の疑いを抱かれた時、
大海人は悔しいと言うより、
悲しかったのではないでしょうか。
その悲しみを越えて、政治に邁進し続けた。
大海人皇子は本当に心の強い人だったはずです。
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プロフィール
HN:
夕陽
性別:
女性
職業:
人間!
趣味:
小説を書くこと(妄想?)
自己紹介:
ぐーたら生活X年目。歴史好きの小説好き。でも、難しいのは駄目です。
好きな方々(敬称略・順不同):
(作家)柏葉幸子、久能千明、永井路子、柴田よしき、桜庭一樹
(歌手)TWO-MIX、倉木麻衣、中島みゆき、天野月子、The Gospellers
(画家)KAGAYA、ラッセン、ミュシャ
(声優)中原茂、高山みなみ、子安武人
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