創作・歴史系サイト「魔女ノ安息地」の更新状況や、
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銀河英雄伝説@TAKARAZUKAを観て来ました。
人生初の宝塚観劇で、スターの名前も知らない私が
行って大丈夫なのかしら?と恐々でしたが…
うっふっふ~、行って良かったですvv
演じるのは宙組の皆様。
うん、銀英伝だもんね。花組って感じじゃないですね、
と勝手に納得(苦笑)
ここから先はネタばれになる上に長いので隠します。
「つづきはこちら」からどうぞ。
人生初の宝塚観劇で、スターの名前も知らない私が
行って大丈夫なのかしら?と恐々でしたが…
うっふっふ~、行って良かったですvv
演じるのは宙組の皆様。
うん、銀英伝だもんね。花組って感じじゃないですね、
と勝手に納得(苦笑)
ここから先はネタばれになる上に長いので隠します。
「つづきはこちら」からどうぞ。
※夕陽のうろ覚えです。
まず最初に銀英伝の世界観の説明がありました。
しかもオーベルシュタインによる説明…
なんなんだ、のっけからこの重量感!(笑)
人類が宇宙に出たところから、ルドルフによる銀河帝国の成立、
圧政から逃げた人達による自由惑星同盟の結成。
(アーレ・ハイネセン云々とか、細かいことは省略で)
画面に宇宙地図や肖像画(役者さんの写真)、
家系図なんかも映して説明していて、原作を知らない人でも
すんなり物語に入れたのではないでしょうか。
さて、本編へ。まずはラインハルトの歴史語りと自己紹介ソング。
さすがトップスター、堂々としていて格好良いです!
その後ろには踊る提督達!
ロイエンタール、ミッターマイヤー、そしてキルヒアイスが踊る!
ロイエンタールの細い体から繰り出されるピリッとした
鋭い動きに、目が釘付けでした。
その後、原作1巻のアスターテの会戦だったかな?
画面が戦艦のスクリーンみたいに戦局を映し出します。
そして、敵方のヤン登場。物静かで優しそうな感じです。
「私の言うとおりにすれば負けはしない」という台詞が、
すごく温かみのある声で印象的でした。
その後、早々にラインハルトの元帥任命式。
皇帝とアンネローゼ(麗しい!)登場。
この皇帝の威厳のオーラが半端ない!
こんな凄い人がこの役で歌も踊りもやらないの!?と
結構残念でした。後で調べたら、彼女が宙組の組長さん。
ふむ、トップと組長は違うんですね。
原作に出て来ない、皇帝の娘と孫娘も任命式に出席。
そして、なんとここにヒルデガルトまで登場。ドレス姿で…
なんだ、このキャピキャピ娘のヒルダは!?
女性キャラの出番を増やすためのオリジナルですね。
まあ、宝塚ならこう来るだろうなという予想範囲内ですが、
個人的にはアニメの大人びたヒルダ@勝生真沙子さんが好き。
そして、アンネローゼとのひと時と幼い頃の回想。
ミューゲル姉弟とキルヒアイスとの出会い~
アンネローゼが連れて行かれるまで。
キルヒアイスが改めてラインハルトへの忠誠を
アンネローゼに約束するシーンにぐっと来ました。
所変わって、自由惑星同盟。
ヤンに紅茶を入れてあげるユリアン。
ヤン役の緒月遠麻さん、だらけていても優しく格好いい(笑)
文系の教授とかの役が似合いそうだなあ、と思いました。
そして、戦没者慰霊祭。まさかのビックリで
トリューニヒトが歌って踊るっ!? うわー、そう来たか。
シェーンコップもポプランもアッテンボローも名前すら出さずに、
トリューニヒトが踊るって斬新な発想だと思います。
そして、ラップ少佐の墓参りで傷心のジェシカと再会。
ユリアン「僕、用事があるので」(走って退場)
ヤン「待て、どんな用事だ!?」
気遣いユリアンに慌てるヤン。素敵な関係デス(笑)
ジェシカに自分が告白をしなかった理由を語るヤン。
「身を引くべきだと思ったんだ」とヤンに言われて、
切ない顔をするジェシカ。同盟のヒロインはこの人ですね。
(※フレデリカはあまり出て来ません)
「サンセット~♪」と過ぎた思い出を歌う二人。素敵vv
その後、憂国騎士団に襲われたジェシカを助けて、
バッタバッタと数人相手に立ち回りをするヤン。
…いや、待て。ヤンはそんなに強くないって(汗)
お願い! アッテンボロー出て来て!!(と、叫びたかった)
いや~、宝塚のヤンは格好よすぎます~。
場面は変わって、帝国では元帥府が開かれます。
提督達が自らを歌で自己紹介。
ミッターマイヤー、ロイエンタール、ビッテンフェルト、
ルッツ、ケンプ、ワーレンの6人。ミュラーやアイゼナッハ、
メックリンガー、ケスラー等は出演無し。
(何故ケンプを入れて、ミュラーを入れぬ??)
で、軍事裁判直前のオーベルシュタイン登場。
濃いです、このオーベルシュタイン。
アニメでの塩沢さんの渋く淡々とした演技が好きですが、
野心や憎しみ剥き出しのオーベルシュタインも新鮮でgood!
演じる悠未ひろさんは相当な長身とお見受けします。
貴族達の陰謀ミーティングを挟んで、場面はまた同盟へ。
ジェシカが立候補。トリューニヒトとの対立です。
ヤンに愛国心を語らせようと演説会に呼び出す
トリューニヒトですが、きっぱり断られます。
のらりくらり、ではなく、きっぱり。
宝塚版のヤンならではの一面です。
そして、帝国では皇帝が陰謀によって殺されます。
死を悟った皇帝がラインハルト一人を呼びます。
「姉を奪った余を憎んでいるか?」
「隠さずとも良い」
「作り笑いを見続けていると、自ずと本性が見える」
そして、
「帝国を救うのはお前」「それがお前の宿命」とまで言って、
お亡くなりになります。この皇帝、見抜きすぎだよ……
ラインハルトが呆然とする気持ちがわかります(苦笑)
ラインハルトはキルヒアイスに皇帝に見透かされていたこと、
一番の敵が一番の味方だったと語ります。
これからは貴族達との戦いが待つばかり。
改めて、キルヒアイスはラインハルトへ忠誠を誓います。
「ああ、友よ 誓いは永遠に~♪」
花道に立って、手を取り合いハモる二人。
あえて、言おう。銀河英雄伝説@TAKARAZUKAのヒロインは
ヒルダじゃなく、キルヒアイスであると!
あー、そう言えば、所々でルビンスキーとドミニクが出て来て、
状況解説や補足をしてくれます。なんて親切な(笑)
無駄に歌って踊りながらなのはお約束。
しかし、ルビンスキーの服が着崩したジャージみたいな
ダボダボ服なのは一体何故なんだー?
--------
休憩を挟んで後半へ。
何か会戦があって、貴族連合の結成へ。
ヒルダが軍服姿で自分を「秘書官にして!」と売り込みに。
押し掛け女房なヒルダお嬢ちゃん…
OKしてもらえて、嬉しさ抑えられずに走って退場です。
捕虜交換式はキルヒアイスとヤンで。
「夢のようだ 敵に好意を抱くなんて~♪」
まさかヤンとキルヒアイスのデュエットがあるとは!
朝夏まなとさん演じるキルヒアイスが本当に好青年!!
純粋さや真っ直ぐさがひしひしと伝わって来ます。
ラインハルト役の凰稀かなめさんが少し陰のある感じなので、
彼(と敢えて言いましょう)のさわやかさが際立ちます。
そうしたら、今度は同盟軍によるイゼルローン攻略なんだとか。
帝国では出陣前夜の提督達がそれぞれ女性と過ごす。
しかし、ロイエンタールが「誰かと共に過ごしたい」っていうのは、
少し彼の性格から逸脱しているんじゃないかと。
ケンプも女性と踊るんだけど…相手は奥さんだと信じてよろしい?
あなた、既婚者で子持ちですよね、確か。
ラインハルトはなぜかオーベルシュタインと酒を飲みながら
チェスに興じています。ない、絶対原作ではありえない!
そして、ヒルダに駒を動かされて、チェックメイトに気付く
オーベルシュタイン。ますます有り得ない。
アニメ版で想像したら、そら恐ろしくなりました。
ところが、次は何故かリップシュタット戦役。
(おーい、イゼルローン云々はどうなったのだ??)
まさかのオフレッサーin宝塚。絶対出てこないと思ったのに!
しかし、全然獰猛さも野蛮人さもない、普通の軍人さんでした。
ブラウンシュバイク候達は自分の一族をヴェスターランドへ
避難させますが、傲慢な態度に民衆の怒りが爆発。
一族皆殺しになったらしい…原作とかなり違いますね。
で、怒ったブラウンシュバイク候がヴェスターランドを核攻撃。
ラインハルトは止めようとしたけど、オーベルシュタインに諭されて、
一旦返事を保留にします。
天使(キルヒアイス)と悪魔(オーベルシュタイン)の声に苦悩する元帥閣下。
でも、やっぱり許せなくて阻止の命令を出したところ、
ヒルダが「攻撃の時間が早まりまして」で間に合わず。
優柔不断で機会と逃し、冷徹さも無い元帥閣下。ちょっと中途半端。
そして、同盟では戦争反対を訴えるジェシカがリンチに射殺され、
クーデターが失敗する。あっけなかった。
ヤンはこの間、何処にいたのだろうか?? イゼルローン??
ガイエスブルクに到着したキルヒアイスは
ヴェスターランドの件を知っていて止めなかったことで
ラインハルトを責めます。ラインハルトは自責の念もあって反発。
「あなたの忠実な部下です、ローエングラム伯爵」と言う
キルヒアイスの張り詰めた辛そうな顔が涙ものでした。
アンスバッハは自決させたブラウンシュバイク候の身柄と共に
戦勝祝いに湧くラインハルト達の前へ現れます。
ラインハルトを殺そうとして、キルヒアイスがかばって、
という原作通り。しかし、結構あっさりでした(涙)
もっとラインハルトが泣くとか叫ぶとか取り乱すとか、
一曲ぐらいはこれで歌が欲しい!!
キルヒアイスが亡くなったことをユリアン(フレデリカ?)に
話すヤン。手にはジェシカの墓に供える花輪。
ラインハルトとヤンが大事な他人をお互いに失った、という
タイミングだったんですね。これまで気が付かなかったです。
アンネローゼがラインハルトにお別れを言いに来ます。
ラインハルト「姉上はキルヒアイスを愛しておられたのですか?」
アンネローゼが答えないのは原作通りなのですが、
無音の中、弟の顔を見つめ続け、やがて視線をそっと逸らして
舞台から去っていくアンネローゼ。愛花ちさきさんの演技に脱帽!
そして、立ち直るラインハルト。傍にはヒルダ。
幕が下りて、長身の男役さんが「ああ友よ 誓いは永遠に~♪」を
花道でソロ披露。多分、組長の寿さんだったのだと思います。
リーチの長い足をゆっくり回してポーズをとる姿が格好いい!
----------
そして、恒例(らしい)ラインダンスと女性陣のダンスを挟んで
男役メンバーの群舞。うわ~、これは格好いいよ~!!
アンスバッハ役の凪七瑠海さんと思わしき方も格好よくて、
きっとこれからが期待される役者さんなんだろうなと思います。
トップ二人のダンスを挟んで、最後は皆でご挨拶。
まずヤンの「サンセット~♪」から、テーマ曲が次々に歌われ、
最後は「ああ友よ 誓いは永遠に~♪」。
羽根を背負ったラインハルト様、違和感まったくなし!(笑)
なぜ今まで宝塚で銀英伝をやらなかったのだ?と
思ったくらい、納得させられる瞬間でした。
色々書きましたが、本当に行って良かったです!
2時間半の舞台に、よくもまあこれだけ詰め込んで、
所々に歌や踊りも入れて、戦いも入れて、陰謀も入れて…
演出家さん、本当に有難うございます!
最後にチケットを譲ってくれた同僚に感謝です。
まず最初に銀英伝の世界観の説明がありました。
しかもオーベルシュタインによる説明…
なんなんだ、のっけからこの重量感!(笑)
人類が宇宙に出たところから、ルドルフによる銀河帝国の成立、
圧政から逃げた人達による自由惑星同盟の結成。
(アーレ・ハイネセン云々とか、細かいことは省略で)
画面に宇宙地図や肖像画(役者さんの写真)、
家系図なんかも映して説明していて、原作を知らない人でも
すんなり物語に入れたのではないでしょうか。
さて、本編へ。まずはラインハルトの歴史語りと自己紹介ソング。
さすがトップスター、堂々としていて格好良いです!
その後ろには踊る提督達!
ロイエンタール、ミッターマイヤー、そしてキルヒアイスが踊る!
ロイエンタールの細い体から繰り出されるピリッとした
鋭い動きに、目が釘付けでした。
その後、原作1巻のアスターテの会戦だったかな?
画面が戦艦のスクリーンみたいに戦局を映し出します。
そして、敵方のヤン登場。物静かで優しそうな感じです。
「私の言うとおりにすれば負けはしない」という台詞が、
すごく温かみのある声で印象的でした。
その後、早々にラインハルトの元帥任命式。
皇帝とアンネローゼ(麗しい!)登場。
この皇帝の威厳のオーラが半端ない!
こんな凄い人がこの役で歌も踊りもやらないの!?と
結構残念でした。後で調べたら、彼女が宙組の組長さん。
ふむ、トップと組長は違うんですね。
原作に出て来ない、皇帝の娘と孫娘も任命式に出席。
そして、なんとここにヒルデガルトまで登場。ドレス姿で…
なんだ、このキャピキャピ娘のヒルダは!?
女性キャラの出番を増やすためのオリジナルですね。
まあ、宝塚ならこう来るだろうなという予想範囲内ですが、
個人的にはアニメの大人びたヒルダ@勝生真沙子さんが好き。
そして、アンネローゼとのひと時と幼い頃の回想。
ミューゲル姉弟とキルヒアイスとの出会い~
アンネローゼが連れて行かれるまで。
キルヒアイスが改めてラインハルトへの忠誠を
アンネローゼに約束するシーンにぐっと来ました。
所変わって、自由惑星同盟。
ヤンに紅茶を入れてあげるユリアン。
ヤン役の緒月遠麻さん、だらけていても優しく格好いい(笑)
文系の教授とかの役が似合いそうだなあ、と思いました。
そして、戦没者慰霊祭。まさかのビックリで
トリューニヒトが歌って踊るっ!? うわー、そう来たか。
シェーンコップもポプランもアッテンボローも名前すら出さずに、
トリューニヒトが踊るって斬新な発想だと思います。
そして、ラップ少佐の墓参りで傷心のジェシカと再会。
ユリアン「僕、用事があるので」(走って退場)
ヤン「待て、どんな用事だ!?」
気遣いユリアンに慌てるヤン。素敵な関係デス(笑)
ジェシカに自分が告白をしなかった理由を語るヤン。
「身を引くべきだと思ったんだ」とヤンに言われて、
切ない顔をするジェシカ。同盟のヒロインはこの人ですね。
(※フレデリカはあまり出て来ません)
「サンセット~♪」と過ぎた思い出を歌う二人。素敵vv
その後、憂国騎士団に襲われたジェシカを助けて、
バッタバッタと数人相手に立ち回りをするヤン。
…いや、待て。ヤンはそんなに強くないって(汗)
お願い! アッテンボロー出て来て!!(と、叫びたかった)
いや~、宝塚のヤンは格好よすぎます~。
場面は変わって、帝国では元帥府が開かれます。
提督達が自らを歌で自己紹介。
ミッターマイヤー、ロイエンタール、ビッテンフェルト、
ルッツ、ケンプ、ワーレンの6人。ミュラーやアイゼナッハ、
メックリンガー、ケスラー等は出演無し。
(何故ケンプを入れて、ミュラーを入れぬ??)
で、軍事裁判直前のオーベルシュタイン登場。
濃いです、このオーベルシュタイン。
アニメでの塩沢さんの渋く淡々とした演技が好きですが、
野心や憎しみ剥き出しのオーベルシュタインも新鮮でgood!
演じる悠未ひろさんは相当な長身とお見受けします。
貴族達の陰謀ミーティングを挟んで、場面はまた同盟へ。
ジェシカが立候補。トリューニヒトとの対立です。
ヤンに愛国心を語らせようと演説会に呼び出す
トリューニヒトですが、きっぱり断られます。
のらりくらり、ではなく、きっぱり。
宝塚版のヤンならではの一面です。
そして、帝国では皇帝が陰謀によって殺されます。
死を悟った皇帝がラインハルト一人を呼びます。
「姉を奪った余を憎んでいるか?」
「隠さずとも良い」
「作り笑いを見続けていると、自ずと本性が見える」
そして、
「帝国を救うのはお前」「それがお前の宿命」とまで言って、
お亡くなりになります。この皇帝、見抜きすぎだよ……
ラインハルトが呆然とする気持ちがわかります(苦笑)
ラインハルトはキルヒアイスに皇帝に見透かされていたこと、
一番の敵が一番の味方だったと語ります。
これからは貴族達との戦いが待つばかり。
改めて、キルヒアイスはラインハルトへ忠誠を誓います。
「ああ、友よ 誓いは永遠に~♪」
花道に立って、手を取り合いハモる二人。
あえて、言おう。銀河英雄伝説@TAKARAZUKAのヒロインは
ヒルダじゃなく、キルヒアイスであると!
あー、そう言えば、所々でルビンスキーとドミニクが出て来て、
状況解説や補足をしてくれます。なんて親切な(笑)
無駄に歌って踊りながらなのはお約束。
しかし、ルビンスキーの服が着崩したジャージみたいな
ダボダボ服なのは一体何故なんだー?
--------
休憩を挟んで後半へ。
何か会戦があって、貴族連合の結成へ。
ヒルダが軍服姿で自分を「秘書官にして!」と売り込みに。
押し掛け女房なヒルダお嬢ちゃん…
OKしてもらえて、嬉しさ抑えられずに走って退場です。
捕虜交換式はキルヒアイスとヤンで。
「夢のようだ 敵に好意を抱くなんて~♪」
まさかヤンとキルヒアイスのデュエットがあるとは!
朝夏まなとさん演じるキルヒアイスが本当に好青年!!
純粋さや真っ直ぐさがひしひしと伝わって来ます。
ラインハルト役の凰稀かなめさんが少し陰のある感じなので、
彼(と敢えて言いましょう)のさわやかさが際立ちます。
そうしたら、今度は同盟軍によるイゼルローン攻略なんだとか。
帝国では出陣前夜の提督達がそれぞれ女性と過ごす。
しかし、ロイエンタールが「誰かと共に過ごしたい」っていうのは、
少し彼の性格から逸脱しているんじゃないかと。
ケンプも女性と踊るんだけど…相手は奥さんだと信じてよろしい?
あなた、既婚者で子持ちですよね、確か。
ラインハルトはなぜかオーベルシュタインと酒を飲みながら
チェスに興じています。ない、絶対原作ではありえない!
そして、ヒルダに駒を動かされて、チェックメイトに気付く
オーベルシュタイン。ますます有り得ない。
アニメ版で想像したら、そら恐ろしくなりました。
ところが、次は何故かリップシュタット戦役。
(おーい、イゼルローン云々はどうなったのだ??)
まさかのオフレッサーin宝塚。絶対出てこないと思ったのに!
しかし、全然獰猛さも野蛮人さもない、普通の軍人さんでした。
ブラウンシュバイク候達は自分の一族をヴェスターランドへ
避難させますが、傲慢な態度に民衆の怒りが爆発。
一族皆殺しになったらしい…原作とかなり違いますね。
で、怒ったブラウンシュバイク候がヴェスターランドを核攻撃。
ラインハルトは止めようとしたけど、オーベルシュタインに諭されて、
一旦返事を保留にします。
天使(キルヒアイス)と悪魔(オーベルシュタイン)の声に苦悩する元帥閣下。
でも、やっぱり許せなくて阻止の命令を出したところ、
ヒルダが「攻撃の時間が早まりまして」で間に合わず。
優柔不断で機会と逃し、冷徹さも無い元帥閣下。ちょっと中途半端。
そして、同盟では戦争反対を訴えるジェシカがリンチに射殺され、
クーデターが失敗する。あっけなかった。
ヤンはこの間、何処にいたのだろうか?? イゼルローン??
ガイエスブルクに到着したキルヒアイスは
ヴェスターランドの件を知っていて止めなかったことで
ラインハルトを責めます。ラインハルトは自責の念もあって反発。
「あなたの忠実な部下です、ローエングラム伯爵」と言う
キルヒアイスの張り詰めた辛そうな顔が涙ものでした。
アンスバッハは自決させたブラウンシュバイク候の身柄と共に
戦勝祝いに湧くラインハルト達の前へ現れます。
ラインハルトを殺そうとして、キルヒアイスがかばって、
という原作通り。しかし、結構あっさりでした(涙)
もっとラインハルトが泣くとか叫ぶとか取り乱すとか、
一曲ぐらいはこれで歌が欲しい!!
キルヒアイスが亡くなったことをユリアン(フレデリカ?)に
話すヤン。手にはジェシカの墓に供える花輪。
ラインハルトとヤンが大事な他人をお互いに失った、という
タイミングだったんですね。これまで気が付かなかったです。
アンネローゼがラインハルトにお別れを言いに来ます。
ラインハルト「姉上はキルヒアイスを愛しておられたのですか?」
アンネローゼが答えないのは原作通りなのですが、
無音の中、弟の顔を見つめ続け、やがて視線をそっと逸らして
舞台から去っていくアンネローゼ。愛花ちさきさんの演技に脱帽!
そして、立ち直るラインハルト。傍にはヒルダ。
幕が下りて、長身の男役さんが「ああ友よ 誓いは永遠に~♪」を
花道でソロ披露。多分、組長の寿さんだったのだと思います。
リーチの長い足をゆっくり回してポーズをとる姿が格好いい!
----------
そして、恒例(らしい)ラインダンスと女性陣のダンスを挟んで
男役メンバーの群舞。うわ~、これは格好いいよ~!!
アンスバッハ役の凪七瑠海さんと思わしき方も格好よくて、
きっとこれからが期待される役者さんなんだろうなと思います。
トップ二人のダンスを挟んで、最後は皆でご挨拶。
まずヤンの「サンセット~♪」から、テーマ曲が次々に歌われ、
最後は「ああ友よ 誓いは永遠に~♪」。
羽根を背負ったラインハルト様、違和感まったくなし!(笑)
なぜ今まで宝塚で銀英伝をやらなかったのだ?と
思ったくらい、納得させられる瞬間でした。
色々書きましたが、本当に行って良かったです!
2時間半の舞台に、よくもまあこれだけ詰め込んで、
所々に歌や踊りも入れて、戦いも入れて、陰謀も入れて…
演出家さん、本当に有難うございます!
最後にチケットを譲ってくれた同僚に感謝です。
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プロフィール
HN:
夕陽
性別:
女性
職業:
人間!
趣味:
小説を書くこと(妄想?)
自己紹介:
ぐーたら生活X年目。歴史好きの小説好き。でも、難しいのは駄目です。
好きな方々(敬称略・順不同):
(作家)柏葉幸子、久能千明、永井路子、柴田よしき、桜庭一樹
(歌手)TWO-MIX、倉木麻衣、中島みゆき、天野月子、The Gospellers
(画家)KAGAYA、ラッセン、ミュシャ
(声優)中原茂、高山みなみ、子安武人
好きな方々(敬称略・順不同):
(作家)柏葉幸子、久能千明、永井路子、柴田よしき、桜庭一樹
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(画家)KAGAYA、ラッセン、ミュシャ
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