歌詞の勘違い

『赤い靴～　履いてた女の子～
　○○さんに連れられて行っちゃった』

童謡「赤い靴」です。
小さい頃「異人さん」の意味がわからなくて、
皆さん色々と想像なさったことでしょう。
私は「ニンジンさん」だと思っていました。
って、赤い靴の女の子はウサギかい！？

では、こちらの意味は？

『アルプスいちまんじゃく　こやりの上で
　アルペン踊りを　さあ踊りましょ』

まず「いちまんじゃく」は中学生の時に
「ああ、一万弱なのね」と思いこみました。
「一万尺」であることを知ったのは大人になってから…
"尺"なんて単位を知っていて役に立ったのは
この歌の歌詞ぐらいですよ！　他に使いません！！

そして難問の「こやり」…幼い私の頭の中では
「小山羊」達が山の上で変なダンスを踊っていました。
世界は『3匹の山羊とがらがらどん』でしたね。
がらがらどんに勝った山羊兄弟３頭の勝利のダンス！
それがアルペン踊りかと……
いや、だってハイジがアルプスで山羊を飼ってますし…
（↑　アルプス違いです）
その後、どう聞いても「こやり」だと気がつきましたが、
まさか山頂の意味の「小槍」だとは思わず、
意味わからないと思いながらも放っておいたら、
いつの間にか頭の中で、小さいヤリイカ達が
山の上でマイムマイムを踊るという変な情景が……
このイメージは数年間、私に住み着いていました。

先日、アルプス一万尺を歌う子達とすれ違って、
ふと、そんなことを思い出しました。
自分の想像のたくましさに吃驚デス。